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外見も性格も全てがギフト。 女性支援歴10年以上の猪熊真理子さんに学ぶ“自信を持つための心の有り様”

 
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「あなたは自分に自信を持っていますか?」と聞かれて、
「はい」と即答できる方は、どのくらいいるでしょうか。

持って生まれた自分の容姿や性格が気に入らない。
能力が周りの人より劣っていると感じてしまう。
自分は誰からも必要とされないのではないかと不安になる。

そんな風に自信を持てずに悩んでいる方は、少なくないでしょう。

「女性の幸せは誰かに預けるものではなく、自分で決めるものなんです。
自分を信じると書いて自信。“自分が自分で良かった”と思えれば、
自然と幸福感は高まります」

そう教えてくれたのは、「女性が豊かに自由に生きていくこと」を
コンセプトに、10年以上女性支援活動を続けてこられた
株式会社OMOYA 代表取締役社長の猪熊真理子さん。

真理子さんも、長い間自信を持てず、
人知れず悩んできた過去を乗り越えて、今に至ります。

自信が得られるまでの道のりや、考え方をお聞きし、
女性が自信を持ち、幸せになるための心の有り様を探っていきます。
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猪熊真理子(いのくま まりこ)
株式会社OMOYA 代表取締役社長。東京女子大学文理学部心理学科卒業。認定心理士。
2007年(株)リクルートに入社。「ゼクシィ」や「HOT PEPPER Beauty」などの事業で事業戦略、ブランドプロモーション戦略、マーケティングなどに携わる。会社員の傍ら、「女性が豊かに自由に生きていくこと」をコンセプトに、講演やイベント、セミナーなどで女性支援の活動を行い、高校生から70代の女性まで延べ3千人を超える女性たちと出逢う。
2014年2月にリクルートを退職し、3月に株式会社OMOYAを設立。株式会社OMOYAでは、主に女性消費を得意とした、経営・ブランドコンサルティングや企画マーケティング、組織のダイバーシティーマネージメント改革、企業内の女性活躍推進などを行う。
社会人女性の学びの場「女子未来大学」ファウンダー。多様な価値観の多様な幸せを女性たちが歩めるような未来を目指して女性のキャリアや心理的な支援活動などを行っている。また、一般社団法人 全日本伝統文化後継者育成支援協会の役員として、日本伝統文化を今の時代のライフスタイルに合わせて再提案し、日本伝統文化の本質的な価値を次世代へと繋いでいくプロジェクトを進行中。

小さい頃からずっと自信を持てず、他人軸で生きてきた

小さい頃からすごく自信がなくて、
常に頑張って、誰かの役に立ったり、親や先生に
褒められたり、友達にすごいねと言われる人でなければ、
自分には何の価値もないんじゃないかと、
とてつもなく不安だったんです。

真理子さんは高校生の頃、自信のなさを補うように、
勉強も部活も習い事も、全てを頑張るうちに、
ストレスから体調不良になってしまったそうです。

身体を通してSOSを発した心に興味を持った真理子さんは、
大学で心理学を専攻します。

人間の心理を客観的に捉えられるようになり、
解消できる悩み事もあったものの、
自信は持てないままだったそうです。

女子大なので特にですが、周りの子と比べてしまい、
自信がないからこそ、自分軸(自分がどうしたいか)でははなくて、
他人軸(周りの人がどう思うか)で生きてしまっていました。
自分が似合うかどうか、選びたいかどうかは関係なく、
みんなが着ている服を選んだりして。
みんなから外れたくないという思いで動いている自分がいましたね。

周りの女性たちも自信がないことに気づき、女性支援活動を始める

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女子未来大学の授業で、日本伝統文化の大切さを伝えたり、女性たちが豊かな心を持てるように講演を行っている真理子さん

当時雑誌の読者モデルをしていた真理子さんは、多くの女性たちと関わる中で、
自信がないのは自分だけではないことに気がつきます。

芸能人になれそうなくらい可愛い子でも、
すごく自信がなくて。自信は外見がいいから生まれるのではなく、
その人の心の問題なんだと気がついたんです。
今の日本は物も情報も豊かですが、心の豊かさがなければ、
人は幸せになれないのだと感じました。自分のことが好きになれなかったり、
幸せだと思えなかったり、そんなある意味での心の貧しさに対しての支援を
したいと思うようになりました。

在学中から「女性が自由に豊かに生きていける社会へ」をテーマに
講演会やイベントを開催したり、ブログで発信したりし始めたそうです。

卒業後は起業を視野に入れつつも、「自分が死んだ後も、
女性たちを幸せにする仕組みをつくれるような力をつけたい」と、
一般企業へ就職します。

7年間の会社員生活を経て、2014年3月、株式会社OMOYAを設立。

現在、女性消費向けのブランドコンサルティング・マーケティング事業や、
女性が人生を主体的に歩むための学びの場「女子未来大学」の運営などを
されています。

全ての人に役割があり、その役割には優劣がない

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出典:女子未来大学HP「*開催レポート*『これからの女性のキャリアはしなやかに、自分らしく』 女子未来大学 関西校ローンチ×Woo! 女性が輝く未来会議 in 関西<書き起こし 前編>」http://www.joshi-mirai.com/report/478

真理子さんは熱しやすく冷めやすいところがあり、
これまで「やりたい!」と思って色々なことを始めてみても、
途中で辞めてしまうことも何度かあったそうです。

でも女性支援活動だけは、不思議と10年以上続けてこられたことに、
使命感を覚えたといいます。

真理子さんにとって女性支援活動がそうであるように、
誰にでも使命というものはあるのでしょうか。

私は“全ての人に役割があって、その役割には優劣がない”
と信じています。
幼い頃から、人が生きる意味を考えるような子どもでした。
命の長短に関わらず、どんな人にも必ずその人だけの役割がある。
誰かには誰かの役割があり、私には私の役割があって、
誰かに影響を与えながら、常にその役割を果たしているんですよね。
みんな役割や使命というと、社会や未来を変えるすごく壮大なことしか
ダメだと思っているんですよね。
でもたった一人でも自分が生きていることによって
喜んでくれる人、プラスの影響を受ける人は、家族でも親友でも
周りの人でも必ずいるはずです。
それが千人だろうが、一人だろうが優劣はないんです。
その人にとって必要な役割や使命を果たしているから、
それでいいんじゃないかなと思うんです。

誰にでも尊い役割があることを理解した上で、
「もっと人の役に立ちたい。でも何をしていいか
はっきりわからない」という時は、
とにかく行動することだと真理子さんは勧めます。

“自分はもっと誰かの役に立てるんじゃないか”
“自分の可能性をもっと活かせるんじゃないか”と思い続けて、
行動することが大事だと思います。
本を読んだり、映画を観たりするのでもいいし、
先輩の話を聞いたり、セミナーを受けに行ったり、
小さな行動でもいいんですよ。アクションを起こしているうちに
すっきりしてくる部分もあると思うんです。
季節の移り変わりのように、やりたいことが見つからない
シーズンもあれば、見つかるシーズンもあります。
今見つからないからといって、一生見つからないわけではないので、
諦める必要はないんですよ。

「私が私で良かった」と思えれば、自信は生まれる

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真理子さんは「直接出会えない女性に対しても、女性たちが幸せに
なることに役立てることなら、自分ができることは最大限したい」という
想いから、12月7日に著書を出版されます。

タイトルは、『「私らしさ」のつくりかた』。
自分の強みを価値に変え、思いを実現する方法や、
真理子さんが「私らしさを見つけるまで」のストーリーなどが
詰まっているそうです。

真理子さんは、私らしく生きることは、
自信を得ることに通じると話します。

私らしさというのは必ずしも言葉にできなくてもいいんです。
でも毎日を過ごす中で、「私が私で良かった」と思えれば、
その人はすでに自分らしく生きられているのだと思います。
私の場合、「両親の元に生まれて良かった、こういう仕事が
できる毎日で良かった、自分が自分で良かった」と
心から思えるようになってやっと、自信が持てたような気がします。

では人と比較して落ち込んでしまいがちな人が、
「私が私で良かった」と思えるようになるには
どうすればいいのでしょうか。

外見も、性格も、全てギフト(恵み)として与えられています。
自分のためにも、誰かを幸せにするためにも、
閉じ込めておくのではなく、活かすことが大事です。
あとは自分のモノサシで生きることですね。
他人軸で生きてしまうと、他者と比べて劣っているとか
優れているとか、あの子の方が持っているとか持っていないとか、
そういうことに惑わされてしまいがちです。
他人軸で生きている人は、自分自身の些細な幸せや
喜びに気づくアンテナが弱っていると思うんです。
だからこそわかりやすいものに流れていってしまう。
でも幸せや喜びは風の音くらい、ほんとうに些細なんですよ。
それをきちんと捕まえることによって、自分のモノサシが
はっきりしてきて、他人に惑わされる比率が少なくなると思います。

転職、結婚、出産などのライフイベントに
直面しやすいアラサー世代は、
自分も周囲もめまぐるしく変化していく環境の中で、
人と比べては、足りないところばかりに焦点を当てて、
誰かを羨ましく思ったり、自分の人生に
誇りを持てなかったりして、自信を失うこともあるでしょう。

そんな時は、真理子さんが伝えてくれた次の言葉を
思い出してください。

「全ての人に役割があって、その役割には優劣がない」
「自分のモノサシで生きる」

今手にしている幸せに目を向け、
「私は私に生まれて、私の人生を歩めて良かった」と
自信を持てるようになったあなたは、きっと美しい輝きを放っているはずです。

◆猪熊真理子さん初の著書『「私らしさ」のつくりかた』のご紹介

「私らしさ」のつくりかた

真理子さんからのメッセージ

「私の初の著書“「私らしさ」のつくりかたは”、自信のなかった私が
本当にやりたいことを見つけて、好きなことを仕事にしていくまでの
ストーリーと、みなさんが“らしさ”を見つけ、それを活かして
誰かの役に立っていくときのノウハウの両方を書いた本です。

ただモチベーションを上げるためのマインド本の域に収まらず、
自分の強みや価値の見つけ方、やりたいことをお金に変え、
継続する仕組み作りの方法、応援者や協力者の増やし方など、
実用的な内容も書いています。

“女性たちの気持ちに寄り添いたい”というのが私の想いなので、
何かある度に読み返してもらえるように、大切につくりました。
元気がない時や、人生の節目で背中を押して欲しい時などに、
読んでいただけると嬉しいです。」

2016年12月7日、サンクチュアリ出版より発売されます。
11月30日よりSHIBUYA TSUTAYA、三省堂有楽町店、
くまざわ書店池袋店、ブックスタジオ大阪店の4書店で先行発売も行っています。
amazonでの予約申し込みも可能です。
「私らしさ」のつくりかた

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Sugawara Madoka

Sugawara Madoka

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30jewel編集長

学生時代から悩んだ時や苦しい時に本やテレビなど、
メディアに助けられた経験から、
「メディアを通して人を幸せにしたい」という想いで
ライティング、web編集の仕事をしています。

人の素敵な想いに触れると、
自分の中に閉まっておくにはもったいなくて、
全力で人に伝えたいと思ってしまう性分。

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