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5年半の会社員生活を糧に夢の渡米。清水郁子さんを決断させてくれたものとは

 
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右も左もわからずに社会人生活をスタートさせ、必死に働いてきた20代前半。

20代後半ともなってくると、今いる会社でできることとできないことが
分かってきたり、他の道を考え始めたりして、
キャリアプランについて悩むことが多くなります。

転職したい、独立したいという思いがあっても、
年を重ねるごとに、環境を変えることをためらいがちになりませんか?
役職についていたらなおさらのこと。

今回は新卒から5年半働いてきた会社を辞め、海外へ留学する
清水郁子さん(28歳)に、留学を決意した背景をお聞きしました。

次への一歩をなかなか踏み出せずにいる人は、
郁子さんのお話から、前進するためのヒントが得られるはずです。

仕事は楽しい。でも今後のキャリアプランに悩む日々。

就職活動中、会社説明会で「これからはPRの時代だ」という
社長の言葉に強く感銘を受け、大手PR会社に入社。

与えられた仕事一つ一つに真剣に取り組むうちに、
どんどん仕事が楽しくなり、のめりこんでいったそうです。

これまで化粧品メーカーや美容サロンなど、女性ならではの感性を活かし、
多くの企業の広報・PRを手がけてきました。

家に帰るのが朝3時、4時になろうと、1時間しか寝ないで
会社に行こうと、とにかく楽しかった。クライアントさんにとって
より良いプロモーションをするために、自分がしたいことを
していただけなので、『やらされて辛い』という感覚は
一切なかったですね。

多忙により、身体的、精神的に、辛い時期が2度あったと
いいますが、辞めたいと思うことは一度もなかったそうです。

それほどまでに仕事が好きだった郁子さんですが、
いつしか自分の将来について悩むようになります。

自分の人生がこのままでいいのか。
海外にずっと行きたいと思いながらも行っていない。
自分が将来的にどうなりたいのか、どういう仕事をしたいのかも
はっきりしていない。キャリアプランについて悶々と
悩んでいました。でも仕事内容もポジションも満足しているし、
何より楽しすぎて辞める理由がなかったんです。

郁子さんは中学生の頃から「国際色豊かな友人を作りたい」
「もっと広く世界を生きたい」という想いがあり、
国際学科のある高校へ進学。

英語での授業や、英語しか話してはいけないサマーキャンプなどを
経験し、徐々に海外に出たいという想いを抱くようになりました。

しかし大学一年生でアメリカのボストンへ短期留学したものの、
国内で就職し、海外とは縁遠い生活を送ることとなります。

退職を決意させてくれたのは、バリ島での自分と向き合う時間だった

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郁子さんは平日は朝から晩まで仕事をし、土日は、
人と会ったり、ジムに行ったりと、常に予定をびっしりと詰めるタイプ。

仕事を始めてから5年半、息もつかぬ毎日を過ごし、
将来について悶々とした思いを抱えながらも、特に大きな行動を
起こすこともありませんでした。

転機が訪れたのは、親友の結婚式のため、バリ島を訪れた時のこと。

結婚式や、観光が終わり、いざ帰ろうという時に、
バリ島近辺の火山が噴火し、飛行機が飛ばず、
1日延泊せざるを得ない状況に。

急きょ空いた一日は、同じ状況にあった友人と2人で、
ゆったりと過ごすことにしたそうです。

365日何もしない日がなかったから、ゆっくり自分の将来を
考える時間もなくて。ホテルでバリ島の海を眺めながら、
これからどうしていきたいのか、友達に正直な気持ちをぽろぽろと
話していくうちに、段々と整理されていったんですよね。
その時に『会社を辞めて、ずっと憧れていた海外へ行く』と決めました。

バリ島から帰ったその日には、4ヶ月後に退職したい旨を
上司に伝えたそうです。

毎日が忙しくて、海外に行く機会もなかったけど、
今、やっと夢が叶うんですよね。若いうちに色々と吸収してきたい。

5年半仕事を必死で頑張ってきたからこそ、不安はない。

コミュガール優勝2
コミュニケーション業界の次世代を担う女性たちが、企業の課題に対するプランニング力を競う
コンテスト「コミュガール」にて、グランプリを受賞した。

郁子さんが留学先として選んだ場所は、アメリカで第二の都市と
呼ばれるロサンゼルス。
語学力を高めるのはもちろんのこと、多種多様な業種の人々と積極的に
コミュニケーションをとることで、繋がりを広げていき、後々は現地の企業で
PRにかかわる仕事がしたいと考えているそう。

「現地で何かしらの出会いがあって、就職先探しには
困らない気がする」と話しますが、新たな環境へ
飛び込むことへの不安はないのでしょうか。

不安に思っても仕方がないかなって。
出会うと思っていた方が楽しいし、自分次第だと思うんです。
どこへ行くか、誰と会うかは自分で決められるから。

全然違う方向に行く可能性もあるかもしれないけど、
それを怖がって動かないよりは、動いた方が
いいんじゃないかなと思っています。

とても前向きな郁子さんからは、「どんな状況でも何とかしていく」
という強い意思と、自信が伝わってきます。

これだけ自信を持てるのは、五年半がむしゃらに働いたからだと思います。
年に2回、社内で部門毎の最優秀賞が表彰されるんですけど、
ありがたいことに何度かいただくことができて。
頑張って成果を残して、人に認められる経験をしてきたからこそ、
失敗することが見えないというか。一生懸命働いたことの自信を
得るために、あの会社にいたのかなって思えるくらい。

将来は日本と海外をつなぐ架け橋になりたい

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留学中、「ただ遊んで時間を消化してしまわないように」と、
達成したい目標をいくつか設定しているという郁子さん。

その中の一つが、月に最低一企業をクライアントとして設定し、
商品のPR案を考え、企画書を作ること。

仕事で使う頭を鈍らせないために考えた目標だそうで、
向上し続けるための努力は決して怠りません。

将来的には海外と日本の橋渡しができればいいなと思っています。
LAで流行っているものを日本に上陸させるための種付けをする
コーディネーターや、日本の良いものを海外に売り出すためにどうすれば
いいかを、PRも含めて考えられるコミュニケーションプランナーのような
仕事ができたらいいな。そういう会社で働くのもありかなと思っています。

新卒から働いてきた会社を20代後半で飛び出すのは、とても勇気の
いることですが、ロサンゼルスでの経験が、日本と海外を股にかけて
働くためのキャリアアップに繋がるに違いありません。

郁子さんが会社を辞め、留学することを決断できたのは、
「自分の内面と向き合う時間」が取れたからでした。

しかし毎日を慌ただしく生活していると、意識してそういう時間を
取らない限りは、まず取れないもの。

郁子さんは「海は気分を浄化してくれるし、ゆったりとした時間が流れる
バリ島はおすすめ」と話してくれましたが、いつもとは
ガラッと違う環境に身を置くのは一つの手です。

旅行をする時間の余裕がない人でも、予定を入れない日を作り、
近所のカフェや公園などに出かけ、ノートに自分の気持ちを書いて
整理したり、今後のキャリアプランを立てたりすることはできます。

3年後、5年後の自分はどうなっていたいのか。
そのためには今、何をすればいいのか。
これから先、どんな人生を送っていきたいのか・・・

ゆっくりと自分と向き合う時間を作り、考えてみてはいかがでしょうか。

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Sugawara Madoka

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30jewel編集長

学生時代から悩んだ時や苦しい時に本やテレビなど、
メディアに助けられた経験から、
「メディアを通して人を幸せにしたい」という想いで
ライティング、web編集の仕事をしています。

人の素敵な想いに触れると、
自分の中に閉まっておくにはもったいなくて、
全力で人に伝えたいと思ってしまう性分。

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